2016年 02月 27日
三間河野家の【高森城址】登山
地元(愛媛県宇和島市三間町)の兼近地区にある、【高森城址】に登って来ました。
【高森城】は、『清良記』に登場する三間河野家の居城。城主は、中野殿と呼ばれる河野通賢でした。
昨年、立派な案内板が立てられました。製作したのは【高森城を愛する会】です。
三角に尖った本郭に、四方には長く伸びた支脈が幾つもあり、三間では最大規模の古城と言われています。
本郭の周囲には巨大な岩肌が露出しており、白い笠をかぶっているような姿から、【衣笠(きぬかさ)城】の異名も持っています。
本郭は広く開けており、標高は378mあります。(右奥の土塁が三角点のある頂上。)
西北西の方角に見えるのは、三間町の二名小学校。その向こうに【岡本城址】と【大森城址】も見えます。
南南東の方角に見えるのは、鬼北町の沢松地区と深田地区。左に【竹ヶ森城址】と【薄木城址】が並んでいます。
真北の方角にあるのが、音地、黒川、中間、の告森三地区。右手前に見えるのが【告森城址】です。
今年、平成28年3月には【第2回清良記シンポジウム】が開催される事になっており、【高森城址】は19日に登山が予定されています。案内人は、三間町大内の武田利康先生です。是非、振るってご参加ください!\(^o^)/
愛媛県宇和島市三間町/兼近地区の高森城址にて撮影©︎
以上、松本敏幸©︎
by kiyoyoshinoiori
| 2016-02-27 19:19
| 古城